2019夏 北海道旅行記 2日目 後半

それでは、2019年夏の北海道旅行記(4泊5日道東の旅)の2日目後半のスタート!!

といってもまだ朝の9時です・・・。

春国岱⇒明治公園⇒~後半はここから~納沙布岬⇒車石⇒標津海の公園キャンプ場泊

明治公園を出発して根室半島を時計回りに最東端納沙布岬を目指します。

くどいようですが個人的には21年ぶりの訪問で、前回と逆ルートで根室半島を廻る感じですが、車窓の景色を眺めてもほとんど記憶がない・・・、移動だけだとそんなもんかなぁ、でもこれまでの旅だと結構明確に覚えてる景色とかあったんだけどなぁ。

なんてことを思いながら車を走らせること30分あっという間に納沙布岬到着です。

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四島のかけ橋の前で記念撮影したり、望郷の家・北方館で北方領土視察証明書をもらったり、中の展示も一通り眺めてみましたが上の子(5年生) は子どもなりに理解しようとしてたみたいで何か感じるものがあったのかなという感じです。
曇り空でしたが歯舞諸島貝殻島他)ははっきりと肉眼で見えましたし、備え付けの双眼鏡使ったら建物もよく見えました。そして時々雲が薄くなると国後島の山影も見えましたとさ。
4島のかけ橋とか北方館周辺は結構人がいたのですが、奥まで行かれる人は少ないようで、納沙布岬灯台周辺はほぼ貸し切り状態
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せっかく納沙布岬に来たならぜひここまで来ることをお勧めします、最果て感を感じるには望郷の岬公園周辺だけじゃなく、納沙布岬灯台周辺をお勧めします。
位置的にもそっちの方がより東の端なので立ち入り禁止じゃない範囲でできるだけ先っぽまで行ってみてはいかがでしょうか?
それにしても、19歳でのバイク一人旅から21年の時を超えてまさか妻と子ども連れて4人で再訪することになるとは・・・、ちょっと感慨深いです。
最東端に足跡を残した後は請望苑でお土産購入&ブランチというわけで
花咲ガニラーメンといくら丼鉄砲汁付き(計2800円)を4人でシェアです。
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この時点で10時ちょっと過ぎ、お昼には早いし2人前を分けるくらいでちょうどいいかなと思ったのですが・・・、食べやすいように、カニを剥いてあげているうちにどんどん子どもたちが食べていきます、おいしく食べてくれたようでうれしいことです。
ちなみに先ほどからの写真でお気づきの通り薄曇りの天気で肌寒いっていうか寒いくらいですので暖かいものがおいしかったです。
というわけでお腹も満たしたし、お土産(ステッカー)も買ったし、しゅっぱーつ・・・と思いきや。娘たち「オーロラタワーに登りたい」だそうです。
一人旅とか夫婦二人旅だとたいがいスルーですが、子連れならではの観光です。
というわけでこれまたほぼ貸切状態のオーロラタワー展望フロアからの眺めです。
北方領土の島影とか納沙布岬の全景とかを眺めてみたりf:id:hokkaido_syndrome:20191214200842j:plainf:id:hokkaido_syndrome:20191214200846j:plainf:id:hokkaido_syndrome:20191214200914j:plainf:id:hokkaido_syndrome:20191214200923j:plain
西の方を振り返ると納沙布岬の景色と足元にはまるで五稜郭のような囲いの草原、なんだろうこの囲いは牧場?放牧地?
正直天気もいまいちだしあまり期待しないで登ったのですが、子どもたちは大満足、大人も結構楽しめました。大人500円子ども300円の入場料ですが、約100mの高さからの展望は結構お勧めです。
そんなこんなで時刻は11時をまわっております、ブランチを食べたとはいえ岬で1時間半とはちょっと時間使い過ぎ?、とはいえ最東端おそらくまた来ることは無いんじゃないかなぁ(たぶん)と思うので十分堪能したというところでしょうか。
さて、ここでちょっと一息中度の北海道病患者の私ですが、これで北海道4極の訪問回数は、最北端×3('00、'06、'16)最東端×2('98、'19)、最南端('07)、最西端('07)全8回
患者の嫁は最北端×2('06、'16)最東端('19)、最南端('07)、最西端('07)というわけで今回で4極制覇。
患者予備軍の娘たちは最北端('16)最東端('19)の2極到達です。
ちなみに娘Aは予備軍というかもう軽度の患者です、
名言(迷言)その1「中学生になったらちゃんとお盆は休みの部活を選ぶんだ、だって北海道行けなくなるのやだから」
名言(迷言)その2「お泊りディズニーと北海道どっちがいいって、もちろん北海道!!」
名言(迷言)その3(行きのフェリーで)「来年はまた北の方それとも行ったことない南の方?どっちがいいかな」(←まだ今年の旅も始まってないんですけど・・・。)
うーん、軽度か?中度な気がする、どうやら北海道病は遺伝性の病気のようです。
さて、それでは旅行記に戻りましょう、最東端を満喫した後は引き続き時計回りで根室半島を周遊、次なる目的地は根室車石です。西に向かうこと40分弱でとうちゃーく
根室車石がこちら↓このころになると若干青空も見えるように。
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この車石人によってはタイヤの様なんて書いてる人もいますが、私の印象は
ハリネズミ」です。
学術的に言うと放射状節理だそうですが、いわゆる材木岩が丸くなった感じです。
この写真以外にもちっちゃな車石があったり、海岸沿いにはなんか動物に見えなくもない岩があったり、結構雄大な岬の景色が眺められたりする一帯です。

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ちなみに車石があるのは花咲岬で駐車場の側には花咲灯台があります。

車石側からみるとこんな感じの赤白のおしゃれな灯台

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駐車場側からみるとこんな感じのさびれた灯台・・・。

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空模様の変化もあって余計に印象が違う写真が2枚出来上がりました。

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ちなみに空には若干晴れ間も出てきましたが、波は荒いし、風も出てきてるしで台風接近の影響は着実に出てきてるようで、正直この時点まではまだ予定通り太平洋側を戻って霧多布岬キャンプ場泊も視野に入れていたのですが、太平洋の波風を実際に目の当たりににしつつ、天気予報もチェックして改めて北へ向かうことを決意し、今日のお宿を標津海の公園キャンプ場に定めました。

さてお昼もまわって12時半、ブランチを食べているのでとりあえず昼食は後回しで移動を開始します。

 早々に国道44号に戻ってもよかったのですが、もう少し太平洋側を楽しみたいなということで道道142号、根室本線/花咲線沿いを西へ向かいます。

このルート大きな地図で見れば海沿いのルートですが、実際はちょっと内陸森の中を抜けてくような感じでした。海沿いを楽しめるのはもう少し西、浜中町のあたりとかかな。

そんなこんなで別当賀から初田牛を抜けて厚床へ、そろそろお腹が空いてきたところでガイドブック&タブレットで調べると近くに厚床伊藤牧場があります、ですが、本日はレストランは休業日、CAFEは営業してるようなので、最悪ソフトクリームだけでも食べれれば良いかととりあえず伊藤牧場を目指します。

んで着いてみたら軽食として短角の牛丼と明郷の豚丼も取り扱ってるとのことなので各1人前計2人前を4人でシェアしていただきます。

レストランがお休みでもCAFEで軽食(というか普通にお食事)がいただけますのでお近くにお立ち寄りの際は曜日が合わなくても諦めずに行ってみてください。

お食事が終ると2時近くだったのでそのままの勢いで3時のおやつ(フライング気味)をいただきましょうということでかみさんと子どもはソフトクリームミニを自分はシェイクを注文です。さすが牧場直営、濃厚でおいしくいただきました。

(悪いくせで、食べ物の写真は一切残っておりません・・・。)

遅めのランチと早めのおやつを済ませたので、後は進路を北に一路今宵のお宿を目指します。国道243号から244号、木々の隙間から風蓮湖を眺めつつ風蓮湖に別れを告げ、オホーツク海沿いへ、蛇行したちょっと湿原ぽい川を何本も渡りながら更に北上して道の駅おだいとう(別海北方展望塔)で一休みです。

だいぶ天気は回復してきて、野付半島とその奥には国後島の山並みがはっきりと見て取れます。

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長袖では汗ばむくらいの陽気になってきて、悪天候をさけて北に進路変更したかいがあったかなと。

ちなみにこの道の駅で翌日訪れることになる標津サーモン科学館の割引券を入手しました、参考まで情報です。

さぁ、今宵のお宿標津海の公園キャンプ場までもうひと頑張り、20分程度車を走らせ到着。ちなみに予約はしていませんでしたが、フリーサイト特に問題なくチェックインできました。

フリーサイトで清掃協力費200×4+310円計1110円の利用料です。

車の乗り入れはできませんが駐車場から平坦だし、一輪車も使えるしで搬入は楽々、ゴミも分別して捨てられるしなかなか快適なキャンプ場です。

荷物運びは娘A,Bとも戦力ですし、テント張りは娘A(小5)が結構戦力になってくれるので結構スムーズに設営完了。17時頃には今宵の寝床を確保できました。

風呂&夕食にはちょっと早いので、キャンプ場内を少しお散歩です、こちらのキャンプ場その名の通り海沿いのキャンプ場、キャンプ場内にちょっとした磯遊びができるスペースがあります。

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お昼に見た太平洋側とはうってかわって穏やかなオホーツク海

堤防の内側なので軽く海辺で戯れるにはちょうどいいスペースです、ちなみに堤防では結構本格的に釣りをしているみなさんがいらっしゃいました。

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さて、そろそろ日が暮れてくきたので、お風呂&晩御飯の買い出しへと向かいます。

こちらの標津海の公園キャンプ場、大自然感はちょっと、いやだいぶ物足りないですがその分非常に便利です。歩いていける範囲に日帰り入浴のできる旅館とかセイコマとか定食やとか居酒屋とかスナックとかがあります。

というわけで我が家はまずはお風呂へ、その後セイコマへ夕ご飯の買い出しにむかいます。みなそれぞれに弁当やらおにぎりやらサッポロクラシックやらセイコマメロンサワーやら野菜生活北海道メロンやらを購入してキャンプ場まで戻ってきました。今宵もコンビニ買い出しですが随所に北海道を満喫しおいしく夕食をいただきましたとさ。

前述したとおりゴミもちゃんと分別すればキャンプ場で捨てられるので旅人キャンパーにはなかなかうれしいキャンプ場です。

そんなこんなで夕飯も食べ終えて時刻は20時過ぎごろ、星空が見れるかと期待してたのですが日暮れとともに雲がひろがってきてしまいあまり見れませんでした。

そんな感じで北海道旅行2日目も無事終了で就寝です。

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だらだらと書き連ねてますが、まだまだ続きますので気が向いたらまたご訪問いただければ幸いです。