さてそれでは続いての過去旅アーカイブは
2007年の道南旅行記です。
3年連続での渡道、夫婦二人のキャンプ旅、道内4泊5日の旅行記です。
適当に端折りつつ、時系列でお伝えしていこうかと思いますので、今回も全3回を予定しております。
ちなみに2007年の旅行記はジオシティーズ時代に一度公開済みですのでそちらから転記しつつ再構成して書いてこうかと思いますので、文体とかテンションとか時制とかが混在してるのはご容赦いただければと思います。
- はじめに&全行程
- 0日目 自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊
- 1日目 小樽~カムイ岬~神仙沼~弁慶岬~せたな青少年旅行村泊
- 2日目 瀬棚~尾花岬(北から)~臼別温泉~尾花岬(南から)~八雲~鹿部間欠泉~東大沼キャンプ場泊
- 前編はここまで
はじめに&全行程
全行程はこちら、小樽から出て苫小牧まで道南を反時計回りにぐるっと回ったと思いきや、熊石-八雲間を西から東へ一度抜けた後時計回りで函館-松前-江差と抜けて再び熊石-八雲間を西から東へ抜け、長万部-室蘭-苫小牧と帰っていくという、8の字っぽいルートで巡っております。3泊目が函館のホテル泊で予約済みだったことと泊まりたいキャンプ場の位置関係でこんな変則ルートになったと記憶しております。
0日目 |
自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊 |
265km |
1日目 |
小樽~カムイ岬~神仙沼~ 弁慶岬~せたな青少年旅行村泊 |
290km |
2日目 |
瀬棚~尾花岬(北から)~臼別温泉~ 尾花岬(南から)~八雲~鹿部間欠泉~東大沼キャンプ場泊 |
265km |
3日目 |
192km |
|
4日目 |
松前城~夷王山キャンプ場泊 |
165km |
5日目 |
長万部~室蘭~苫小牧~船中泊 |
332km |
6日目 |
新潟港~自宅 |
254km |
0日目 自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊
いつも通り早朝に自宅をしゅっぱーつ、新潟についていつものガススタで給油していつものコンビニで朝飯食べて持込の昼飯を調達してと、3年目にもなるとほとんどルーティンワークとも言える行動をとって新潟港に到着。
今年もお世話になるのはゆうかりです。
出航の瞬間を定位置で迎えます。毎年、この景色を見ると非日常へ飛び出す感じがしてわくわく感が一層沸いてくる瞬間です。今年はピーカンでとっても気持ちよく本州を後にできました。
とりあえず、昼飯食べながら酎ハイ飲んでと、どっぷり旅気分に浸ります。一眠りして目を覚ますとフェリーからの夕陽の撮影会です。
3年目にして初めてきれいな夕陽が見れたことに加えて今年は新しいおもちゃ(デジカメ)を持ってたこともあり気が付けば日が沈んだ時点で100枚以上の写真を撮ってましたとさ。
そんなこんなで翌日からの計画を練りながら9時過ぎには就寝です。
1日目 小樽~カムイ岬~神仙沼~弁慶岬~せたな青少年旅行村泊
この年の駐車場所は1F甲板のちょうどコンテナとぶつかってUターンするあたりでした。そんなわけで出発までの待ち時間は若干長かったですが、ゆったり荷物整理とかをしたり、写真を撮る余裕があったりって感じでした。どこに積まれるかは時の運ですが、フェリーから出る前の写真をゆったり撮れるのもまたいいものです。
昨年(2006)も通った国道229号を西へ、神威岬を目指して走ります。積丹岬は前年に制覇済みなので道道913には曲がらずR229を直進、青い空に惹かれて思わずパチリとそして神威岬の遠景をパチリ。
そんな感じでのんびり車を走らせ神威岬のゲートまで来たのですが・・・、ゲートオープン7時という情報を信じて来たもののいざ来てみたらゲートオープンは8時・・・、さてあと1時間どうしたものか?(ちゃんと最新の情報を確認して観光地には向かいましょう)
しょうがないので少し通り過ぎたところにあるパーキングで一休み(たぶん沼前パーキングかな)
南側を見ると沼前岬(たぶん)
そして北側を見ると神威岬の遠景を望むことが出来ます。
気持ちいい青空のもと一休みした後はいよいよ神威岬へ向かいます。
岬の付け根から先端を望んだ後は女人禁制の門をくぐって岬の先端を目指します。
遊歩道とはなってますがそれなりの足場の道を20分ほど歩くと、岬の先端に着きます。先端からは更に先へと点々と岩場が続くさまが見えたり
これぞ積丹ブルーという海面をのぞき込むことが出来たりします。
岬には灯台と旧日本軍の遺構である電磁台(レーダー)跡があったりして片道20分の散策と合わせて1時間弱の観光時間です。
神威岬を後にして国道229号を南下、岩内から道道66号で神仙沼を目指します。
神仙沼到着、ここも駐車場から片道20分位歩きます。個人的な感想ですが、神仙沼とその周りの湿地に快晴は似合わないかも。もちろん花のきれいな時期とかならそれもいいんでしょうが、8月の中ごろでは特に見るものも無くという感じでした。機会があれば紅葉の時期にでも来てみたいな。
せっかくここまで来たんだからということで、駐車場方向に戻る途中で、長沼方向の分岐へ歩を進めてみました。神仙沼方向と違って途中からは木道も整備されておらず、訪れる人もまばらでしたが、
こちらは快晴の中水面越しに見えるチセヌプリがきれいに見えて、非常に気持ちのいい眺めでした。神仙沼だけを見るのと比べると30分ぐらい余計に歩きますが、時間に余裕があればぜひ足を伸ばしてみることをお勧めします。
駐車場に戻って売店でとうきび(1本200円)で栄養補給して、昼食を食べに岩内市街へ出発です。
いわないたらまる市場で3色丼(1700円)を食します。
(値段は2007年当時、最新情報は各自ご確認ください)
お昼も食べたし、後は本日のお宿(この時点では)の賀老高原キャンプ場を目指して再びR229を南下です。途中弁慶岬で一休みしたりして
賀老高原への上り口、道の駅島牧で、一休み・・・・、「熊出没中のためキャンプ場は閉鎖中です」の張り紙が、
出没中って、というわけで今回は賀老高原はあきらめて、お宿をもとめてせたな青少年旅行村までひたすら南下を続けます。
予定外に南に足を伸ばすことになったのでキャンプ場到着が遅くなって、17時頃にキャンプ場に到着し、テント張って、近くのせたなやすらぎの湯まで入浴しに行って、帰りにセイコマ寄って晩酌を調達し、帰ってきたら本日のディナーです。
セイコマ調達のオリジナルサワーとザンギ?と家から持参のサトウのご飯とレトルトカレー・・・。いつもの事ですがキャンプ飯感ゼロの晩ご飯です。
写真を見ると分かるように、この年から(もしかしたら前年からかも)コールマンのミニアルミテーブルが我が家のキャンプ装備に追加され、更には卓上には前年の小樽で買ったオイルランタンまで置かれております。その辺は少しグレードアップ。
ちなみに、ミニアルミテーブルは4人ファミキャン旅となった今も主力選手、オイルランタンはお留守番の事が増えたかなぁ、という感じ。
一番星?を眺めながら本日のまとめと、明日の計画を練りつつ早々に就寝です。
2日目 瀬棚~尾花岬(北から)~臼別温泉~尾花岬(南から)~八雲~鹿部間欠泉~東大沼キャンプ場泊
さて2日目のスタートです。旅人の朝は早いっ、5時半ごろには起き出して、まずは朝日をパチリ。そしてキャンプ場の展望台からパチリ。(このキャンプ場は立像山公園内にあり展望台からの景色はなかなかすばらしいものがあります。)
ちなみにこのせたな青少年旅行村一張800円+一人400円なので二人で一泊1600円(2007年当時)と当時無料or格安キャンプ場を中心に巡っていた自分たちにはちょっとお高めと感じる値段設定でしたが、ごみは引き取ってもらえたし、お風呂・買い出しも比較的近くにあって便利だし、キャンプサイトも比較的使いやすかったしで、また道南方面に行くことがあれば利用してみようかなと思うキャンプ場です。
というわけで、お決まりの朝のコーヒーを飲んで撤収、7時ごろには出発です。
最初の目的地はこちら、
寄りすぎててなんだか分からないという人のために改めて、こちらです。
ついに触ってしまった・・・もちろん立ち入り禁止表示のあるようなところには進入しておりません、(でもいいんだろうか触れて・・・)
それはさておきこいつらの一群には、洋上風力発電 風海鳥、とやらがいます。日本初とのことで安定した風力とか騒音問題の解決とかにいいそうです。
この一群結構な本数の風車がいます、風車のある風景好きの人には結構たまらないかも、このページを作るにあたって確認してみたらこの一帯で30枚以上の写真を撮ってましたとさ・・・。
さて風車のある風景を満喫して次の目的地尾花岬(北側)に向けて出発です。(この時点でまだ7時半)国道229号を南下して途中で道道740号に入ります。
※注2007年当時はまだ道道740号は開通しておらずそれぞれの行き止まりに南北から到達し尾花岬を眺めることで最西端制覇とすることにしました。
北海道最西端の岬尾花岬に到着です、といっても道道740号は岬区間が未開通であり、岬先端まではいけませんのでまずは北側の行き止まりまで、行き止まりから尾花岬?を望む。
(位置関係的に尾花岬は見えていないか?)
あまり良く写真が取れていないのは勘弁してくださいなんせ↓の看板があったもんであまり長居はしておりません
ということで早々にここを後にして、南側の行き止まりを目指します。国道229号に戻ってコンビニにて朝飯。
南側の行き止まりを目指す前に臼別温泉にて汗を流します。結構荒れたダートを数キロ進んだ先にある温泉です、男女別で脱衣所もしっかりした露天風呂、白く濁ったお湯が肌に良さそうでした。(清掃協力金:寸志)⇐2007年当時は寸志でしたが今ははっきり100円となってるようですね。
国道229号に戻って南下、今度は道道740号を北上して南側の終点を目指します。北側の終点とは違ってこちら側の終点には集落・漁港があります。
行き止まり地点で記念写真を一枚。行き止まり地点からは尾花岬が良く見えなかったので、終点から少し南下したところ帆越岬へ向かう旧道から改めて尾花岬を南側から眺めてみます。
今は道道740号が開通しておりますが、結局尾花岬周辺はトンネルで抜けることになるので、地図を確認する限りは今もこの辺が尾花岬を眺めるベストポイントかもしれません。(旧道がどこまで現在立ち入りできるかわかりませんが・・・。)
尾花岬を後にして再び南下R229に戻って熊石方向を目指してる途中に出会った親子熊。
ちょっと角度的に子熊が分かりづらいか?
国道229号で熊石まで海岸線を南下し、そこから国道277号で八雲を目指して山越えのルートとなります。
前編はここまで
さて2日目の途中ですが、結構なボリュームになってきたので前編はここまでにしようかな、おそらく前・中・後編の3部構成でお届けすることになると思われる2007年道南ドライブ、続きもこうご期待。
結局4部構成で全編公開完了しました。
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ちなみに管理人の他の北海道旅行の記録にご興味のある奇特な方は下記目次のページをご覧ください。