2019夏 北海道旅行記 5日目後半

さあ、2019年夏の北海道旅行記(4泊5日道東の旅)5日目後半です。北海道滞在もあとわずか。

札幌朝の街歩き(赤れんが庁舎、時計台)⇒後半はココから小樽へ移動⇒小樽運河散策⇒ガラス屋さんでショッピング⇒小樽フェリーターミナル⇒新潟への船旅です。

後半と言いつつまだ10時、ようやく宿を出たところです。

駐車場を出て札幌西ICを目指します、途中ガススタに寄り給油を済ませ札幌西ICから札樽道を西へ進みます、いつも早朝に東向きに走っているルートですが逆向きで時間帯も違うと眺める景色もなんか新鮮です。

小樽ICを出てそのまま直進、時間を気にせず停められる駐車場ということで観光地の北側の外れにある小樽市観光駐車場を利用することにしました。

時刻は11時まずは小樽運河を散策です。北運河にむかって歩いていくと目に飛び込んできたのが北海製罐小樽工場第3倉庫(今回調べて初めて正式名称を知った(;^_^A)、近くで人力車の人がお客に話しているのを盗み聞いてみると「約100年前の建物」で「外観に見える階段のようなものは船に荷物を直接積み込むための設備」だとのこと、うーんそういう機能美嫌いじゃないです。

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ちなみに、見ての通り天候はすっかり回復、風は強いものの気持ちいい青空と夏の空気の中を小樽散策です。相変わらず建物見て盛り上がってるのは親二人だけで子どもは早く次行こうよと先を急がせます。というわけで南方面に戻りましょうか。

途中、いい感じの建物群をゆっくり眺めたいところですが・・・、子どもたちはどんどん進んでいきますのであわただしく写真を撮ってみます。

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結構な暑さでちょっと疲れてきたので情報収集がてら小樽運河プラザで一休みです。

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ガイドマップを見ながら作戦会議ですが、長女がガラスづくりを見学してみたいと言い出しましたので北一硝子の見学工房を目指すことにします。

見学工房ですが、通路からガラス越しに普通に作業している様子が見れます、自分が見た時はガラスに色付きの粉?を混ぜながら細工している行程でした。大人は結構興味深く見学しておりましたが、長女にとってはちょっと期待外れだったようで・・・、次に小樽に来ることがあればちゃんと予約してガラス細工を体験できるようにしてあげようかな。

気を取り直して北一硝子でショッピングです。北一硝子三号館、北一プラザを見て回ります。素敵な商品がいっぱいで子どもの機嫌も直ったようで良かった良かった。とは言え娘たちの自分用土産として買うにはちょっと高級すぎかなということで、続いて北一硝子アウトレットを見て回ることにします。

こちらでも子どもたちのお眼鏡にかなうものは見つかりませんでしたが、大人はだいぶ満足なお買い物をできました。こちらのアウトレットいわゆるB級品だけでなく、カタログ落ちの旧品とか、試作品とかを売っておりますので、自宅用、そしてそれほど気を使わなくていい相手(身内とか)用のお土産にはおすすめかと思います。

さてとは言え子どもたちの目的はガラス細工のお土産を買うこと、続いては大正硝子館をのぞいてみましたが、こっちが正解だったかも。

かわいらしくて子ども受けする置物、しかもリーズナブルなものがいっぱい置いてあって子どもたち大興奮です。あまりはしゃいで走り回ったりしないように注意しながら店内を見て回った結果ゲットしたのがこの子達、雪だるまと猫です。

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実は、以前小樽に立ち寄った時もこの大正館でガラスの熊を買っていたようで・・・、すっかりお店の名前は忘れていたのですが、同じ顔した熊に再会して、そうかここで買ってたのねと再認識した次第でございます。

そんなわけで、小樽でガラスのお買い物ならご自宅用食器なら北一アウトレット、かわいい置物なら大正硝子がおすすめってことです。

そんな感じで結構お買い物を楽しんでいたら時刻は13時を回っております、お昼はどこにしようかと歩いていたら、リーズナブルな数量限定丼の看板を出しているお店を発見、「ポセイ丼」名前もちょっとふざけた感じでしたが、意を決して入ってみました。

まずまず正解だったかな、500円の漬け丼と800円のネギトロ丼、1000円のトロサーモン丼(長女が一番豪華(笑))、500円のお子様セットを注文。

どれもお味は悪くなかったです、リーズナブルなのはボリュームで調整してるから?かな、成人男性にはちょっと、いやかなり物足りない感じもしますがその分はこの後のスイーツにお腹をとっておいたと思えばよいかな、という感じです。

がっつり食べたい方は大盛とか、セットメニューとかあった気がするのでその辺で調整してください。

というわけで、お昼は食べたけどまだお腹にあきがあるので、六花亭にむかうことにします、2階に上がってさっそく、雪やこんこソフトクリームをいただきます。ほんとに混じりけなしの濃厚ソフトクリームです、私はおいしくいただきましたが、乳製品(特にチーズ)が苦手なかみさんにはお口に合わなかったようで結局1個半以上食べましたが、いやー満足満足。

さて時刻は14時半を回っております、17時出航のフェリーなので遅くとも15時半にはターミナルに行かなければですのであまりのんびりもしてられなさそうです。

駐車場からだいぶ離れたところにいますので、かみさんと子どもはこのまま六花亭でお土産を買ってその後徒歩で近くのローソンに移動してもらうことにして、自分一人車をとってきてしまうことにします。1kmちょっとなので一人で歩けば10分強で行けますのでサクッと歩きます。無事車を回収しローソンで合流、本日の持ち込み食料の購入と船内持ち込み荷物の整理をしてフェリーターミナルへ向かいます。

小樽発の南航便は初めての利用です、新造船になる前は10時半出航だったので最終日が全く活動できないので利用候補に入ってなかったのですが、新造船になってからは17時発で翌9時15分着ということでだいぶ使い勝手が良くなったので今回初めて利用してみました。

さて、これまで新潟,仙台,苫小牧,苫小牧東とそれぞれ乗船したことがありますがどこも車を一回整列駐車してから乗船案内だったのでその間にゆっくり写真撮ったり売店行ったりと準備ができていたのですが、小樽からの乗船は(今回少しギリギリだったから特別?)駐車場で一旦同乗者を降ろして車を移動したらそのまま乗船でした。

しかもその駐車スペースが狭くてあまりのんびり停めておく雰囲気じゃなかったです、というわけで荷物整理とか最後に売店でお買い物とかをしたい方は乗船案内用ではない広めの駐車スペースでゆっくり準備をされることをお勧めします。

そんなわけで、今回は乗船する船の写真が残っておりませんが、『らべんだあ』でした。本来は行きと同じあざれあのはずだったのですが、台風の影響で前日の北航・南航とも欠航で本日の運用船が入れ替わる形になっておりました。いやー例年なら道内3泊4日の旅程だったので今年は1日伸ばしていてラッキーでした。

というわけで、無事乗船しました。ちなみにお部屋はステートA和洋室です。行きとは違ってしっかり4人分の個室です。部屋自体は広いのかもしれませんがベットがある分だけデラックスA和室の方が広く感じるかもしれません。

さてそろそろ出航の時刻が近づいてきましたので後方デッキで出航を待つことにします。

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天気はいいですが、かなり風が強く出航を待つ間に船内アナウンスでしきりに「揺れますよー、酔い止めは売店で売ってるのでお早めに」と脅し注意喚起がなされていました。

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そして時刻は17時定刻通り「しゅっこうー」

「さらば北海道、またくるよぉー」

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徐々に進行方向を変えながら本格航行に移っていきます、いつもなら出航後しばらくは余韻に浸りながらデッキで過ごすのですが、今回は風が強くて早々にお部屋に引き上げました。

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窓越しに北の大地に別れを告げます。

9度目の北海道旅行ですが帰りの便を明るい中出航するのは初めての経験で、ちょっと不思議な感じです。先ほども書きましたがダイヤ変更で初めて利用する小樽発便ですが最終日の日程をうまく組めれば17時出航(ターミナル着15時半)でも有意義に過ごせるかと思います。最終宿泊地と最終日の行程次第では今後も選択肢の一つかなと思います。

さて出航前にだいぶアナウンスされていた船の揺れですが、確かに揺れは感じますが全然快適です。お昼は遅めだったのでまだお腹は空いていないので夕飯前にお風呂にします。『らべんだあ』&『あざれあ』の浴場には露天風呂がついております、せっかく明るい時間に出航したので日のあるうちに露天風呂を満喫してこようかお風呂にむかい入浴です・・・。

そういえばデッキの風が強くて早々に部屋に逃げ込んだんだっけ、そりゃ露天風呂も風強いわな、まぁそんな中でもしばらく露天風呂に浸かっておりました、湯船に入ってる分にはいいのですが出ると強風で寒かったです。とはいえ大海原で露天風呂というなかなか貴重な経験でございます。

部屋に戻ると船は積丹半島の沖合を航行中、外を眺めながら持ち込んだコンビニ弁当で晩御飯です。日暮れとともに若干天候も悪化してきました。

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女郎小岩(ローソク岩だったっけかな?)です。窓越しなのでいまいちな写りですが。

そんな感じで5日目も無事終了心地よい程度の波に揺られながら就寝です。

(道内)4泊5日の旅5日目が終了しましたが旅行記はまだ完結ではありません、6日目新潟への船旅と自宅まで、

「おうちに帰るまでが北海道病療養旅行です」