2019年夏の北海道旅行記(4泊5日道東の旅)の3日目のスタートです。
ルートは標津海の公園キャンプ場⇒標津サーモン科学館⇒開陽台⇒裏摩周展望台⇒神の子池⇒呼人浦キャンプ場泊
どういうわけかまさかの2年連続網走へ、しかもファミキャンでの無料キャンプ場デビューを呼人浦キャンプ場で果たすことになりました。
というわけで3日目も時系列でお伝えします。
すっかりキャンパーモードで早起き仕様になっておりまして4時台には起床、
テントを抜けだし釣り突堤へお散歩です。うまくいけば日の出を拝めるかと思ったのですが曇り空でした、残念。
そんな中でも国後島は見えてました。
陸の方(西の方)を見てみてもどんよりとしてすっきりとした晴れ間は期待できなさそうです。
お散歩を終えてテントに戻りますが、かみさんも子どももまだ起きる気配はありません、そんな中一人で地図を眺めつつタブレットで天気予報の確認です。
台風から逃れて標津までやってきて1泊したのはいいものの正直当初予定とはもう全然違うルートになっております、そのうえまだ台風の影響はこれからが本番、なんとか雨を避けつつ北海道を楽しみたいので地図と天気予報を見ながらリルート作業です。
とりあえず、知床(羅臼)方面,弟子屈方面とも今日からお天気は下り坂の様、ちなみに釧路方面、十勝方面、根室方面はもう午前中から雨が降り出す予報。旭川・名寄・稚内方面は今日から明日の夕方までは天気が持ちそう。
ついでに札幌は明日の昼前には雨が降り出す予報、それにしてもふた昔前はラジオが頼り、ひと昔前でもezwebのしょぼい天気予報が頼りだったころからすると旅先でこんなに情報収集ができるなんて、なんと便利な世の中なのでしょう、更には天気予報も1時間ごとの天気,気温,雨量,風速がチェックできるとはほんと便利な時代になったものです。
とはいえ昔のラジオと日帰り湯の休憩所のテレビそして地元の人との会話での情報収集もいい思い出ですが。
そんなことを思いつつある程度情報収集したところでかみさんと子どもも起きだしてきたので作戦会議です。標津周辺も天気は下り坂っぽいので、まずは室内施設でということで本日1発目の観光はサーモン科学館に決定。当初予定では4日目は早めに札幌に入って羊ヶ丘とかテレビ塔とかの観光も考えてたのですが、札幌に戻っても早々に雨になりそうなので4日目はできるだけ北の方で観光を楽しもうということで・・・、本日の宿は網走へそして4日目は旭山動物園に行く方向で決定、その他は気の向くままにです。
そうと決まれば、あわてて出発してもサーモン科学館は開いていないのでのんびりと朝ごはんをいただくことにします。
といっても料理するわけではなく白飯とレトルトカレーをボイルするだけですが。
我が家のキャンプ食はこだわりはありません、コンビニ飯とかレトルトカレーとかインスタントラーメン?とか地場で買ったそばうどんとか、近くにおいしいご飯屋さんがあればそこで食べてもいいし、もちろんBBQを楽しむこともないわけではないですが、今回は連泊するつもりはなかったのでBBQコンロは持たずにシングルバーナーとイワタニのカセットコンロを持参です。
今朝はその二つを駆使して、カセットコンロでレトルトカレーをあたためつつ、シングルバーナーでお湯を沸かしてお茶を飲みます。
なんかどうでも言いことを書き連ねておりますが、キャンプに興味はあるけど食事とかどうすればいいんだろうとお悩みの人とかが偶然目にしてくれて、「そんな適当でいいんだ」なんて思ってもらえれば幸いです。
そんな感じで朝食を済ませたら身支度を整えて撤収に移ります。撤収も二人の娘が結構戦力になってくれるので30分程度で終了して、9時10分頃にキャンプ場を出発です。
標津サーモン科学館はキャンプ場のすぐそば5分も車を走らせれば到着です、9時半開館なのでちょっと早いかなと思ったのですが既に開いてました、夏休み期間とかは早く開けてるのかな、公式見てもそんな情報は無かったですが・・・。
さて、このサーモン科学館危険なところです。
飼育員さんがチョウザメに襲われてたり
熊が魚を狙っていたり
熊におっさんが襲われてたり
…、すいませんふざけ過ぎました。
あらためてこの標津サーモン科学館ですが
「世界に生息しているサケの仲間18種30種類以上を展示しており、サケ科魚類展示種類数は国内No.1です。」公式HPより引用
とのことで、サケ類についての展示が充実しておりますが、それ以上に推している?のがチョウザメです。
上にある写真の通り飼育員さんが腕をかまれる「巨大チョウザメ「腕ガブ」SHOW」を外の水槽で行ってたり、チョウザメ指パク体験ができたりします。
腰が引けつつも娘B(2年生)はなんとか成功、ちなみに大人も体験できます。
かまれた感想は・・・、「かまれたのか?」ってくらい見た目のインパクトの割には微妙な感覚でした。
その他にもこちらでは海・川のに住む北海道にまつわる魚たちが見れたり、
子どもたちがハマってたのはえさやりコーナー(餌は100円ただし50円の売店で使えるお買い物券付き)とドクターフィッシュコーナーでした。
そして地上30mの展望室もあります、
どんよりした空模様でこの日の展望はいまいちでしたが・・・。
そんなこんなで、お土産のステッカーもゲットし時間は11時頃
だいたい1時間半たっぷり楽しめました。(小学校くらいのお子様連れにはお勧めです)
ちなみに、前日の道の駅おだいとうで割引券をもらっておいたので入場料は団体価格で大人480円,こども160円でした。
ちょっと早いですがお昼にしようかと、お隣のサーモンハウスへ向かったのですが営業してませんでした。帰ってきてから情報調べてみてもどうやら営業終了した?行かれる方は最新情報をご確認ください。
さて、というわけでお昼の予定がくるってしまいました、キャンプ場近くまで戻って郷土料理 武田を目指すことにしましたが・・・、こちらもお休み、ということでその近くのそば処 福住 総本店で昼食にします。
標津に来たら鮭を食べなきゃ、でも福住ならそばだろ、という欲張りなあなたにお勧めなのがこちら
「さけちらしそば」です。
そばも鮭も堪能しました、美味しいです。そしてこちらの福住さん結構ボリュームがあります。普通に家族4人で4人前を頼みましたが申し訳ないですがちょっと残してしまいました。うちの子たちたいていの店では大人1人前をたいらげることが多いのですが、こちらのお店美味しいうえにボリュームもあるといううれしいお店ですので子連れの方は注文はちょっとご注意を、ちなみに帰りに気付いたのですがちゃんと入り口付近に食品サンプルがありますので是非そちらでボリューム感を確認の上お召し上がりください。
というわけで観光も食事も鮭を堪能しましたのでそろそろ標津を出発です。ちなみにお昼時にももう一度天気予報を確認しましたが朝の時点とあまり変わりないのでキャンプ場で決めた通り網走を目指そうと思います。
今宵の宿は「北海道立オホーツク公園 てんとらんど」にしようかなとこの時点では考えてました。昨年は予約したうえで2連泊で利用したのですが、フリーサイトがらがらだったのでたぶん予約なしでもいけるだろうと考えてました。
標津から網走へ向かうならルートは3通り
羅臼から知床峠を廻るか・・・この時間からだとちょっと遠回り過ぎで却下
国道244で根北峠をこえて斜里に出るか・・・ついでに廻る観光地が思いつかないので却下
国道244号から道道975号開陽川北線を抜けて開陽台、裏摩周、神の子池を経由して浜小清水、涛沸湖へ・・・実際ほぼ悩まずにこちらをチョイスです。天気はいまいちですがお気に入りの観光地、お気に入りの道路でもう何度この辺を走ったことか。
そうと決まれば、標津に別れを告げる前に、根室標津駅転車台を見学です、同乗者3名は興味無さそうに車で待っている中おっさん一人だけ童心に帰っておりました。
あっ、写真撮ってなかった・・・。
さて気を取り直して次の目的地開陽台を目指します、時より思い出した様に雨粒がフロントガラスに当たるような天気のなか国道244号を北上から北西へ道道975号へ左折し南西へ進みます。天気はいまいちですが北海道らしい牧草地の中をひた走ります、何度来ても感動の道ですが、天気もいまいちだったこともあり停まって写真をとることまではせず、開陽台目指し走ること40分ほど、13時頃には開陽台へ到着です。
'98年'05年に続いて3度目の訪問です。
98年は階段を重い荷物を担いで上でキャンプしました、'05年にはキャンプ場は閉鎖されていましたが、テントが数張り張っていたことを覚えております、そしてまた最近キャンプ場が正式に再開したようでまたそのうちココでキャンプもいいなぁなんて思いながら階段を登って見えた景色がこちら
まぁこの天気だとこんな感じだよね、とはいえ写真で見るよりはいい感じでやっぱり開陽台は素晴らしいと再認識した次第でございます。
展望台下の売店ではスイーツも売っていましたが、なんせお昼をたらふく食べてしまったので今回はスルーです。
ちなみに間伐材で作ったお守り?を売ってましたので購入しました。
キーホルダー的にカメラバッグにつけてその後の旅を一緒にしました。
一品一品違う表情なのでお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
一応開陽台の看板と牛さんと一緒に記念撮影をしたり、鐘を鳴らしたりと一通り子どもたちは観光を楽しんでおりました。
思ったより鐘の音が大きくてビビってましたが・・・。
そんなこんなで、いまいちの天候の割には楽しく観光できました、ただの展望台ですが子どもウケはまずまずでした。子連れ観光のご参考まで。
3日目も長くなってきましたのでこの辺で前半終了、裏摩周&神の子池経由網走行きは3日目後半で。