2015年 旭川・富良野・美瑛ファミキャン旅行記 前編【過去旅アーカイブ】

さてそれでは続いての過去旅アーカイブ

2015年の旭川富良野・美瑛ファミキャン旅行記です。

2015年、8年ぶりの北海道上陸そして北海道ファミキャンデビューの年です。美瑛に連泊し王道の旭山動物園富良野・美瑛の丘の景色を見て回り、3泊目は定山渓に宿泊と初めて北海道で豪華温泉宿を堪能し、さらに最終日は余市のウィスキー工場と札幌の白い恋人パークも見学するというルート的にはこじんまりとしてますが色々てんこ盛りの道内3泊4日の旅でした。

はじめに&全行程

全行程はこちら、前述の通りかなりこじんまりとそして地図を見ただけではどこをどう回ったのか分かりづらい感じですが下の旅程もご確認ください

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0日目 自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊 262km
1日目 小樽~旭山動物園~美瑛(千代田の丘キャンプ場泊) 234km
2日目 キャンプ場~青い池~望岳台~麓郷展望台~
富良野美瑛丘めぐり~千代田の丘キャンプ場連泊
172km
3日目 美瑛~ジェットコースターの路~岩見沢~定山渓泊 190km
4日目 定山渓~余市ニッカウィスキー~白い恋人パーク~苫小牧 195km
5日目 大洗港~自宅 140km

0日目 自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊

というわけで8年ぶりの北海道、そして子連れでの初北海道に向けて早朝に自宅を出発です。4時ごろに出発だったので子どもたちはパジャマのまま車に乗せて走り出します。

途中高速のPAで軽食をとったり、子どもたちを着替えさせたりしながら一路新潟へ、久しぶりの新潟でガススタとか持ち込み食料調達のコンビニとかにちょっと迷ったりしつつも新潟港へ到着。だいぶ時間に余裕があったのでゆっくりと船の写真など撮ってみたり。

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この年のお船は『らいらっく』、大きな船にテンション上がってご機嫌の次女とちょっと緊張気味の長女、性格と年齢でちょっと反応が違いましたね。

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8年ぶりでも相変わらずの定位置に陣取っていざ出航。

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モザイクかけちゃってますが相変わらずノリノリの次女と不安げにママの手を握る長女、なんとも対照的な様子です。

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好天の中、北を目指して進んでいきます。

ちなみにいつも通り持ち込み食料で昼食&早速の一杯、そして運転手は昼寝です。これまではあまり気にしていなかった船内イベントですがちょうど昼寝しているくらいの時間にかみさん&娘はビンゴ大会に行ってました。さらには船内クイズラリーとか、夜には大道芸と子連れには結構ありがたいことに子どもを飽きさせない程度にイベントがあることに改めてフェリー旅っていいなと思った次第です。

そんな感じでプロローグ0日目は終了。 

1日目 小樽~旭山動物園~美瑛(千代田の丘キャンプ場泊)

 1日目小樽に早朝に到着し、旭川まで高速で一気に移動ですが、接岸間近の小樽の明かりとか、早朝移動中および休憩の時の景色とかが全く写真が残ってなかったです。やっぱり初の子連れ旅いろいろバタバタしていて写真どころじゃなかったのかなぁ・・・。子どもが寝てるうちに一気に距離を伸ばしてしまおうと順調に走った結果、開門前の旭山動物園東門で結構待った記憶があります。というわけで次の写真は旭山動物園の東門前ではしゃぐ娘たち。

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そしてご機嫌な記念写真です。

さていよいよ旭山動物園の観光です。いろいろ書こうかと思ったのですが、なんせ5年前のことだし、ブログ的には2019年の再訪の方を既に書いてしまってるしでどんなテンションで書けばいいのか分かりません・・・。

というわけで、目についた写真を適当に張っていってみます。

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餌に食いつくヤギとか

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見切れてますが、キリンを足元から見上げてみたりとか、餌に食いつくキリンを間近に見たりとか

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 飛ぶように泳ぐペンギンを見てみたり

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タンチョウを見てみたり

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チンパンジーの親子?を背後から観察してみたり

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サルを同じ目線で観察してみたり、ちなみにこのサルですが

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雲梯を超えると

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ヒトに進化します・・・、なわけないですが、園内には子どもの遊び場がいくつかあって特にこのサル山周りにはサル山内にあるのと同じ遊具があったりして同じ遊具で遊ぶサルと子どもが観察出来たりとちょっとした遊び心がある仕掛けだなと思いました。

そんなこんなで夫婦&1年生&年少の娘の4人で朝から14時半ごろまで、途中昼飯とか、こういった遊び場含めてたっぷり5時間以上楽しめました。

そして改めて写真を見て思ったのですが旭山動物園(というか動物園全般か?)スケジュール調整ができるならあさイチでの来園をお勧めします。動物たちの生き生き度が時間帯で全然違った気がします。もちろん当日の気温とかもあるかと思いますがあさイチで入って見て回れば結構元気に動き回る動物たちを堪能できると思いますよ。

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そんなわけで最後に坂を登って東門まで戻ります。東門付近から振り返ると動物園とその向こうに旭川の街並み、結構素敵な眺めが目に入ってきます。

さて1日目にしてこの旅のメインディッシュ(子どもたち的には)を十分味わい尽くして今宵のお宿を目指して移動開始です。

今宵のお宿は千代田の丘キャンプ場です。このキャンプ場を選んだ理由ですが、北海道ファミキャンデビューということで、以前の一人旅、夫婦二人旅の時のように予約無しでの飛び込みキャンプはさすがに不安ということで予約できるキャンプ場を探していたこと。そしてとりあえず旭山動物園は絶対行きたい、天候によっては多少日程を変えるかもということで連泊しつつ場合によっっては2日目に旭山動物園に行くのに便利なところ。

そんな条件で探したらほとんどここしか選択肢が見つからなかったという感じです。

 利用しての感想などは下記の北海道キャンプ場情報にも記載しておりますので気になる方はぜひご覧ください。

hokkaido-syndrome.hatenablog.jp

そんなわけで旭山動物園から南へ、旭川空港の脇を抜けて1時間程度でキャンプ場へ到着です。受け付けはレストランへ、区画サイトとなってますが場内の木に番号札がぶら下がってる感じでなんとも緩い感じの区画指定。そして搬入搬出時は場内車両乗り入れ可なので、一度場内に車を入れて必要な荷物を降ろしてテント設営開始です。

一応この前に一度大洗でキャンプをしていたのでファミキャン自体は2回目ということで長女はちょっとはテント張りのお手伝いをしようと頑張ってくれてました。

ファミキャンになってもテントは変わらず2.7×2.7のドームテント、タープは無しなので荷物降ろしから含めても1時間程度で設営完了。

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写真は翌朝の様子ですが、テントサイトはこんな感じ、一応下草は刈ってくれていますが、まぁそれなりに草も生えてる感じなのでサイト内を歩くだけでも、夜露・朝露で結構足元が濡れる感じでした。

今宵の晩御飯はこのキャンプ場の運営元ファームレストラン千代田でいただく予定なので翌日の予定などを話しながらのんびりテント内で一休みです。

夕飯前に千代田の丘展望台へ

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目立たないところにあるのでわざわざ訪れる人は少なそうですが、まずまず雄大な景色が眺められます、周辺・展望台自体ともあまり手入れが行き届いてる感じではないのがちょっと残念ですが・・・。

さてそんなこんなで夕飯はファームレストラン千代田へ、4人で8000円程度となかなかに豪華な夕食でしたが結構おいしくお肉をいただきました。夕飯食べて会計時には翌日のBBQ用お肉の注文です。基本的にはお土産(発送)用のメニューから選ぶ感じで、もちろん和牛ですのでお高いことはお高いですが、普通にお店で買うよりはリーズナブルだと思いますよ。キャンプ場連泊であることを伝えて翌日夕方にとりに来ることにしてお肉を発注です。

テントに戻って本日の活動は終了。 

2日目 キャンプ場~青い池~望岳台~麓郷展望台~富良野美瑛丘めぐり~千代田の丘キャンプ場連泊

ファミキャンになっても旅人の朝は早い、5時台には起きだしてキャンプ場周辺をお散歩です。低い位置に雲は出ていたのできれいな朝日とはいきませんが朝の景色をパチリと。

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散歩を済ませてテントに戻ると子どもたちも起きてきましたので、カロリーメイトとココアで簡単に朝食を済ませて身支度を整えます。連泊なのでテントは張りっぱなしで本日の観光に出発です。

まず目指すは青い池、トップシーズンは混雑するとのことですがこのキャンプ場の位置からあさイチで向かえばおそらく誰もいない貸し切り状態でしょう。ということで7時前にはキャンプ場を出発

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狙い通りほぼ貸し切りで青い池を堪能、奥の方の川沿いはちょっとした広場のようになっていてこの青い池の成り立ち(もともと砂防施設)とかの説明書きがあったりします。またそこから見える川もまた青い。

というわけでトップシーズンに青い池を楽しみたい方は7時台なら空いてますよ・・・、まぁそんな時間に来れる人はあまりいないと思いますがそういう時間配分ができるのもキャンプ旅(しかも連泊)のいいところかなと思います。

青い池を後にし、そのまま道道966号を山に向かって登っていきます。お次の目的地は十勝岳望岳台、8時ごろに駐車場に到着しましたが意外と車がいっぱい、本格的に山歩きする人たちはもう出発した後なんでしょうねきっと。我々は本格的に山歩きをするわけではないですが、ちょっと見晴らしのいいところまで行ってみます。

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十勝岳の眺めと周辺の雄大な眺めたち。お散歩を済まして望岳台を後にして、道道291号で富良野方面へ降りていきます。

次の目的地は麓郷展望台です。途中助手席の長女にカメラを預けていたら

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こんな写真が残ってました、結構なストレートと路肩表示標識、初めての北海道ではやっぱり気になるようです。

そんな感じで移動していき麓郷展望台到着、3度目の訪問です。定番となったアングルでまずは1枚。

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お花畑も広がってます。この麓郷展望台以前も車両で登ることはできましたが、一応登れるけど下に停めて徒歩で登ること推奨、みたいな雰囲気でしたが(それでも以前も登ってましたけど)今回は普通に車で登るように案内看板が出てましたし、未舗装ながらだいぶきれいな道になってました。まぁダートはダートですけど。ちなみにこの時点で本日3ヶ所目の観光地ですがまだ10時前。とは言え朝は軽くで済ませてますのでちょっとお腹が空いてきました。

展望台を降りてふらのジャム園で軽食をとります。軽食系だったか、いやソフトクリームだったかなぁ、ちょっと記憶があいまいですが、たしかソフトクリームをおいしくいただいたような気がします。

ついでに、隣のアンパンマンショップを見学です。娘たちは大興奮でした。

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アンパンマン&ばいきんまんと記念写真撮ったり、メロンパンナちゃんと戯れたり

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アンパンマンにかじりついてみたり・・・、と子どもたち+αがかなり楽しんでました。

未就学~小学校低学年くらいの子連れにはこの麓郷展望台&ふらのジャム園&アンパンマンショップはかなりおすすめの観光地です。

(一人旅&夫婦二人旅でも来てるので家族連れ以外も楽しめますよ)

そんなこんなで富良野の山間を十分楽しんだ後は道道544号で街に向かって下っていきます。

前編はここまで

さて2日目の途中ですが、結構なボリュームになってきたので前編はここまでにしようかな、2015年ファミキャン旅行記、続きもこうご期待。

後編アップしました。

後編はこちら

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ちなみに管理人の他の北海道旅行の記録にご興味のある奇特な方は下記目次のページをご覧ください。

hokkaido-syndrome.hatenablog.jp

五頭山麓いこいの森【関東甲信越キャンプ場情報】

さて、しばらく過去旅アーカイブが続いてましたが不定期掲載シリーズ【関東甲信越キャンプ場情報】がシリーズと言いつつ1本しか書いてなかった気がするので2本目行ってみましょう。

今回ご紹介するのは新潟の阿賀野市にあるキャンプ場五頭山麓いこいの森です

名称 五頭山麓いこいの森
所在地 新潟県阿賀野市畑江
利用料金 一泊1500円/サイト
ごみ処理 持ち帰り
入浴 五頭温泉郷月岡温泉や咲花温泉もすぐ近く
車両乗り入れ 2輪不可/4輪不可(一部搬出入時乗り入れ可)
利用年/利用時の天気 '18GW/曇り時々雨
お気に入り度(5点満点) ★★★★
  ライダー・チャリダー 旅人キャンパー ファミキャン
おすすめ度

 基本情報はこんな感じ、利用は'18年GWなのでその時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

さてこのキャンプ場公式サイトを見てもらえばわかりますが、自然との共生を重視していて必要以上の手入れはされていないキャンプ場です。

と言っても管理はしっかりされていてサイトや場内通路、炊事場、トイレなどはちゃんと手入れされています。

自分が利用したときは受付でサイトマップ的なものを渡されて自分で場内を見て回って好きなサイト番号を指定して利用することが出来ました。

基本的には林間サイトですが、川沿いなどはちょっと開けていて搬出入時のみ場内道路に乗り入れ可となっているところや、芝生広場的なサイトも一部ありましたので好みに応じて選べる区画サイトのキャンプ場といった感じです。

我が家は、駐車場、管理棟からほど近く、炊事場もほど近い林間サイトを選択して手で荷物搬入しました。一輪車の貸し出しもあるようなので搬入もそんなに苦ではないと思います。

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サイトはテント床は一段高くして水はけも良くなるような配慮がされていました。(全部の区画がそうなってるかは分かりません)大型テントの場合はサイト内の配置に苦労する区画もあるかと思いますので選択時にご確認ください。

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各サイトにかまども常備されてますのでこちらでの調理、焚火もできそうです。

(うちは持ち込みのBBQコンロを使いましたが)

買い出しは直近の道路沿いにローソンがあるので最低限の食材とか飲み物とか調味料とかはそこでも入手可能です。我が家もBBQのメイン食材は観光ついでに新潟の街中で調達してそれ以外はローソンで調達しました。

温泉は近くにも日帰り湯がありますが、我が家は安田温泉やすらぎの湯を利用しました。子連れだとこういう大きめの施設の方が気兼ねなく利用できる気がしております。&2泊のうち1泊目は天気がイマイチだったのでついでに晩御飯も済ませるにはちょうどいいところでした。

ちなみにこのキャンプ場は川に面しております、訪問した日はGWとはいえ寒いぐらいの天候だったので眺めるだけでしたが、天気が良ければ川遊びもできそうです。

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ちなみにキャンプ場は新潟市中心部から西へ車で4,50分程度、比較的近くの観光地としては

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豪農の館「北方文化博物館」があったり

もちろん新潟市沿岸部まで足を伸ばしてマリンピアに行くも良し

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連泊して観光を楽しむにも便利な立地です。

総じてこのキャンプ場、お勧めです。最低限の設備管理はしっかりしてますしアクセスもいいですし、ひと区画が比較的広くとられているうえに林間でいい感じに仕切られてるので家族でのんびり過ごすのにもおすすめです。これで1サイト1500円はお得だと個人的には思いますし、また訪問したいキャンプ場です。

(というか今年のGWも予約したのですが感染拡大で断念したという感じです)

ただし、オートサイトではないし当然電源は無いし、場内の照明も最低限だしとキャンプに普段通りの快適さを求める方にはお勧めしません。そういう意味でファミキャンへのおすすめ度は◎ではなく〇としておきました。

新潟方面の観光ベースキャンプの候補の一つとしていかがでしょうか。

以上、関東甲信越キャンプ場情報、五頭山麓いこいの森編でした。

※’20年6月現在キャンプ場および周辺観光地とも新型コロナウィルスの影響で利用条件が変更になってるようですので最新の情報をお確かめのうえお出かけください。

2007年 道南ドライブ 後編【過去旅アーカイブ】

さて過去旅アーカイブ、2007年の道南旅行記

前編・中編・函館市内観光編・後編の無理やり4部構成でお届けしてきましたが、いよいよ完結となる後編です。

3年連続での渡道、夫婦二人のキャンプ旅、道内4泊5日の旅行後編は4日目の途中からです。

ちなみに前編・中編・函館市内観光編を読みたい方は下記からどうぞ

前編はこちら

中編はこちら

函館市内観光編はこちら

全行程

全行程、再掲しときます。

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0日目

自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊

265km

1日目

小樽~カムイ岬~神仙沼~

弁慶岬~せたな青少年旅行村泊

290km

2日目

瀬棚~尾花岬(北から)~臼別温泉~

尾花岬(南から)~八雲~鹿部間欠泉~東大沼キャンプ場泊

265km

3日目

大沼~恵山岬~恵山~函館(五稜郭函館山などなど)

192km

4日目

函館(摩周丸など)~青函トンネル記念館

松前城~夷王山キャンプ場泊

165km

5日目

夷王山~かもめ島・江差見市温泉

長万部~室蘭~苫小牧~船中泊

332km

6日目

新潟港~自宅

254km

 

 

4日目 函館(摩周丸など)~青函トンネル記念館松前城~夷王山キャンプ場泊

 

さて、函館市内観光を満喫して4日目も移動開始です。
本日の予定は北海道最南端を通過して日本海側への移動です。
国道228号を南西方向へ走行、お昼はハセガワストアのやきとり弁当を予定していたのですが、市内を抜けてしまってからはハセガワストアの姿を全く見かけず、もう半ばあきらめていたのですが、
上磯にてようやく発見!!無事おいしくやきとり弁当をいただきました。
結構お腹が空いていて一気に食べてしまい写真は残っておりませぬ。
有名な話ですがやきとりですが"豚"です。ちなみに鳥も選べますが、やっぱり豚のやきとりを選びました。

余談ですがこのやきとり弁当、根室のタイエーでも食べれます。時を経て12年後に根室でやきとり弁当を食したときのお話はこちら 、と言ってもその時も結局写真は残してないんですけどね・・・。

お腹も満たしてさらにR228を南西に進み、青函トンネル記念館を見学です。

青函トンネルについての説明や、津軽海峡周辺の郷土の歴史についての展示などを
ゆっくり見学です。それにしても乗り物というだけで・・・(以下省略)

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青函トンネルの大きさを体感しながら記念写真を1枚。

お次の目的地は白神岬です、北海道最南端の岬です。訪れる人は少ないかもしれませんが私にとっては今回の旅のひとつのハイライトです、近づくにつれ車の中でひとりテンションをあげておりました。
そして午後2時半ごろに無事白神岬にとうちゃーく
我々以外はみな通り過ぎていくなかまずは記念写真を一枚。

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なぜそんなにテンションが上がってるかといえばこの旅で訪問(正確には到達していないが)した尾花岬を含めてこれで北海道東西南北端を制覇なのです。'98年に納沙布岬に立ち、'00年'06年に宗谷岬に立ち、そして今回の旅で残り二つを無事制覇できたのでした。
感慨に浸りながらしばらく滞在しておりましたが、その間訪れたのはライダーが一人だけでした。白神岬にある地図は南が上です、なんか見慣れないので変な感じ。

ちなみに本州方面は曇り空

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白神岬を出発し続いての目的地は松前城です。東西南北端を制覇し車中で過去の思い出などを語っておりましたが、15分程度で松前城に着いてしまいました。

1854年完成の最後の日本式築城だそうです。天守閣内部は資料館となっておりますが、今宵のお宿を考慮するとあまりのんびりしてられそうにも無かったので外から眺めて、周囲の史跡を見るだけにしました。

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天気がいまいちでしたが、公園内を散策するだけでも結構いい雰囲気でした、でもやっぱり次に来るのはぜひ桜の時期にしようと思いましたとさ。

日本海を左手に見ながらR228を北上し、今宵のお宿夷王山キャンプ場を目指します。途中、松前パークゴルフ場付近で風車を見つけて記念写真です、日本海側には風車が点在してますね。

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後は迷うことなく夷王山キャンプ場を目指すはずだったのですが、R228を北上し目的地もあと少しとなったところで私の野生の勘が海側にそれていく道を見つけました、その先にあったのがこちら、洲根子岬灯台

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特に下調べしていたわけでもなく、訪ねた時も色と形が面白いなと思って写真には残してた程度で帰ってきてから名前を確認したくらいですが、こういうふとした寄り道も旅の面白さかな。

注:ちなみに現在は廃止されているようです。

そんなわけでこの旅の最後の夜は夷王山キャンプ場にて過ごします。この日はお盆も終わりシーズンがもう終わりに向っているのか、二日前の東大沼キャンプ場の様子からするとまさに天と地ほどの違い。全4組しか利用者がおりませんでした。
おかげで段々畑状のサイトをゆったりと使うことができました。

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いつも基本的にフリーサイトしか使わないので、こんなに車をそばにおいてのキャンプは初めてでした。

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このサイト風車が回ってるのが良く見えます、つまり風当たりも相当"良い"?です。
オートサイト状態で使えるときは車を風よけにすれば多少ましですが、ペグ打ちは気合入れてやる必要があります。
さて、テントも楽に設営したところで、すぐそばにある「北海道夜明けの塔」に向います。

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よく正体不明の展望台などと書かれてたりしますが、この塔ちゃんと夏至冬至春分秋分の日の日の出の方向が示されていたり、中世のうんたらかんたらが表現されてたりと、ちゃんとしたいわれのあるものらしいです。
まぁ、訪問当時はそんなこと知らず帰ってきてから調べたことですが・・・。
とりあえず上に登るといい景色です。
それにしてもこのキャンプ場もともと利用者が少ないのか、時期の問題か、非常にさびしい感じでした。しかも昨日までの暑さはどこへやら、北海道らしい涼しさが帰ってきて、なんかすごく夏の終わりという感じで(自分らの今年の北海道が明日で終わるということもあり)さびしい空気の中、今日のディナーは五島軒のレトルトカレーです。
明日の計画を練りつつ本日は早めに就寝。

5日目 夷王山~かもめ島・江差見市温泉長万部~室蘭~苫小牧~船中泊

今年の北海道の旅もいよいよ最終日、江差、熊石を抜け太平洋側に戻り、苫小牧を目指してひた走ります。小雨の降る中早々にテントを撤収して出発です。R228を北上、江差を目指します。

20分も走れば江差の街です、まずは江差駅へ、特にこれといった特徴は無いが、なんとなく最果ての駅を撮りたくて撮ったのがこの写真(あれっどこから撮った写真かな・・・。)

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ちなみにこの駅も当時は現役でしたが、廃止されましたね。

続いてかもめ島に、島とは言っても地続きです、階段を登り島に上陸、東西南北の展望を楽しみます。
東方に見える大量の風車たちと、南には昨日のお宿夷王山の風車、

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西にはうっすらと奥尻島、そして北を見ると少し晴れ間が見えます、

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なんとか天候は回復に向ってくれるのでしょうか、にしても寒い、一気に10度近く気温が下がったのではないだろうか。

かもめ島を降りて瓶子岩をさらっと見学、そして咸臨丸へ、まだ朝も早くて開館前なので今回は外観見学のみです。

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引き続き江差市街地見学です。江差の街並みですが重要文化財やら道指定文化財やらが点在しております。こちらもまだ朝早くということで外からの見学のみでしたが
横山家・旧中村家

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旧関川家別荘・旧檜山爾志郡役所

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とやや駆け足ながら色んな建物を見て回りましたとさ。
今年の旅は自然よりもこういう文化に
触れる旅という風情だった感じでございます。

さてさて、この時点でまだ9時前ですが今日中に苫小牧まで戻ることを考えるとあまりのんびりもしてられませんので、国道229号を北上して熊石へ。熊石から3日前も通った国道277号で太平洋方面を目指します。その途中で見市温泉で一休み、川沿いの露天風呂非常に気持ちよくいい湯でした。日帰り入浴500円です。

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ひとっ風呂浴びてさっぱりしたところで、再び太平洋目指して東へ。八雲からは今度は国道5号で北上し長万部を目指します。この区間、天気がいまいちだったことと、思ったより道が込んでいて早く戻らねばとあせっていたためかあまり寄り道もせず、ひたすら海岸線を進んでおりました。

 というわけで長万部到着、長万部といえばやっぱりかにめしということで
駅前の"かなや"さんで昼食です。一人前1400円(当時)のかにめしセット

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かにサラダ・茶碗蒸し・小鉢付です。

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非常においしくいただきました。(珍しくしっかりお食事の写真が残ってる)
お腹も満たして、ちょっと眠たいですが、くどいようですが、今日は苫小牧まで戻らねばなりませぬのであまりのんびりもしてられませんので出発です。

5日目も昼を過ぎて、今年の北海道の旅も終わりが近づいてきました。長万部からは国道37号を噴火湾沿いを室蘭目指してひた走ります。洞爺湖近辺はいつも時間に余裕があればのぞこうかと思いつつ5度目の渡道の今回も素通りです。
R37号は車通りも多く思ったより距離が伸びませんが、長万部から1時間半程度行って
道の駅「伊達歴史の杜」にて休憩です。伊達家の開拓の資料があると聞いては寄らないわけには行きません。
(ちなみに2000年のツーリング時も白老の仙台藩陣屋跡にはしっかり表敬訪問している)
場内には、伊達家の迎賓館や明治時代の入植時に立てられた住宅を移築したものなどがたっておりしばし鑑賞いたしました。

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またまた歴史と文化にふれた後は、再びR37号を走り室蘭を目指します。
天候はいまいちな中ですが、車中ではこの旅2度目のハイテンションモードに入って、これまでの旅の思い出などを語りだしておりました。
そう、このまま室蘭に到着すれば'98・'00・'05・'06そして今回の2007年の旅と5回の旅で北海道の海岸線をぐるりと回ったことになるのです。

(その後の旅も含め全旅の軌跡はこちらの記事からどうぞ
ハイテンションモードで白鳥大橋を渡りきり道の駅にて休憩です。

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相変わらず天気はいまいちですが、白鳥大橋と風車を眺めたりしつつ北海道の海岸線走破の余韻に浸りたいところですが、せっかく室蘭に来たんだし、測量山地球岬ぐらいは訪ねて帰りたいので残り時間をにらみつつ出発です。

ちょっと道に迷ったりしつつなんとかまずは測量山

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続いて地球岬で、なんか既視感のある写真(でも灯台の位置がちょっと違う)を撮ってみたりしましたとさ。

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室蘭に来るのは2度目ですが前回もこんな感じであわただしく観光していったのでまたの機会にゆっくりしたいものです、今回は天気もいまいちだったですし・・・。

さて、地球岬を今回の旅の最後の観光地としてあとは苫小牧港に戻るのみ、現在16時過ぎ、フェリーは19:30出航です。
ここから苫小牧の区間は一度走ったことのある区間ですので時間短縮のため高速を使用します。登別室蘭ICから道央道に乗り東へ、途中樽前SAにて今宵の食事と土産の調達、そしてフェリー持込用の荷物の整理をして、新日本海フェリーを利用ですので、日高道の厚真ICまでひた走ります。苫小牧東港に着いたのは18時頃(90分前ギリギリ)

小樽港到着して走り出したのが早朝5時そしてこの苫小牧東港到着が18時と今年の夏も北海道にいる間の5日間をフルに使って道内を走り回ることができました。新潟発着だと行きは小樽で帰りは苫小牧東が一番時間を有効に使える気がします。

(新造船になって帰りの小樽航路もちょっと使いやすくなったけどね)

というわけで、今夜お世話になるあざれあ号を写真におさめたりして乗船を待ちます。

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以上4部作でお届けしてきた2007年道南ドライブ完結です。

今年の旅のデータ
全行程6泊7日
道内4泊5日(うちキャンプ3泊)
総走行距離1763km
(道内走行距離1244km)
長々と自己満足の旅行記にお付き合いいただきありがとうございました
(完)

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ちなみに管理人の他の北海道旅行の記録にご興味のある奇特な方は下記目次のページをご覧ください。

hokkaido-syndrome.hatenablog.jp

 

2007年 道南ドライブ 函館市内観光編【過去旅アーカイブ】

さて過去旅アーカイブ、2007年の道南旅行記函館市内観光編いってみましょう。

全3回ではおさまらなさそうなので前編・中編・函館市内観光編・後編の無理やり4部構成でお届けします。

3年連続での渡道、夫婦二人のキャンプ旅、道内4泊5日の旅行記函館市内観光編は3日目の途中からです。

ちなみに前編・中編を読みたい方は下記からどうぞ

前編はこちら

中編はこちら

全行程

全行程、再掲しときます。

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0日目

自宅~新潟港~優雅な船旅~船中泊

265km

1日目

小樽~カムイ岬~神仙沼~

弁慶岬~せたな青少年旅行村泊

290km

2日目

瀬棚~尾花岬(北から)~臼別温泉~

尾花岬(南から)~八雲~鹿部間欠泉~東大沼キャンプ場泊

265km

3日目

大沼~恵山岬~恵山~函館(五稜郭函館山などなど)

192km

4日目

函館(摩周丸など)~青函トンネル記念館

松前城~夷王山キャンプ場泊

165km

5日目

夷王山~かもめ島・江差見市温泉

長万部~室蘭~苫小牧~船中泊

332km

6日目

新潟港~自宅

254km

 

それではいざ函館市内観光編へ、ちなみに3日目は函館市内のホテル泊で3日目の午後から夜にかけてと、4日目の朝から昼頃までで函館市内観光を楽しんでおります。

ここまでの旅行記とはちょっと趣を変えて時系列ではなく観光地ごとにまとめながら多少時系列情報もはさみつつの旅行記としてみますのでどうぞご覧ください。

函館山

というわけでまずは函館山から、今さら紹介するまでもない観光地化と思いますがあえてトップに持ってきたのは訳があります。

有名なのは当然夜景ですが、以前来たときの印象は昼の景色のほうが印象に残ってたので、今回もまずは昼の函館山に向いました。

昼なら自分の車で快適に山頂まで登ることが可能です。残念ながら快晴とはいかなっかたのですがまずまずの天気で、やっぱり昼の函館山の景色のほうが私は好きなようです。

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夜景の時によく見るアングルと同じカットを昼の景色で、これだけでも結構実際に目にすると感動的な景色ですよ。

そして通常みるのはこの北東方向ですがちょっと東に目を向ければ汐首岬方面の海岸線が伸びてますし、

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北に目を転じれば駒ヶ岳も・・と言いたかったところですが、駒ヶ岳狙うならもう少し左にふらなきゃダメでしたね。

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そして西を見れば松前半島の山並み

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そして南を見れば本州(恐山か?)の山影が目に入ります。

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そんなわけで360度の眺望が楽しめる函館山の昼景(こんな言葉ないか?)おすすめです。ぜひお時間に余裕のある方は昼の函館山も観光コースの候補に入れてみてください。

おまけで、昼に行けば周囲の散策もできますので旧日本軍砲台跡なんかをのぞいて来る事もできます。

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とはいえ、やっぱり夜景も見ねばということで、日没前頃にも再訪し徐々に暗くなっていく景色も眺めに行っております。

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徐々に暗くなっていく景色をカメラのモードを色々試してみたりしながら40枚程度写真におさめてました。ちなみに、暮れなずむ景色を見ながら山頂の売店で買ったガラナチューハイをいただいておりましたが、周囲を見るとそんな観光客はほとんど皆無でした・・・。

いやだって飲みたかったんだもん、せっかくホテルに車を置いて徒歩での市内観光にしたんだし。

五稜郭

もうひとつ函館に行ったらここに行かないわけにはいきません。

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五稜郭タワーからは、函館山の姿もはっきり見えました、上から眺めた後はゆっくり五稜郭を散策、ぜひお堀端の土塁の上を歩いてみることをお勧めします。

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この日は30℃を超えてるんじゃないかというものすごい暑い日でしたがお堀を渡ってくる風がとても心地よかったです。

旧富士銀行函館支店(旧安田銀行函館支店)

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函館でのお宿はこちら『ホテルニュー函館』、旧富士銀行函館支店を改装したホテルです。前年の小樽に引き続き銀行リノベーションのホテルに宿泊です。

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窓を見ると壁の厚みが良く分かります。

銀行を改装したホテルということで、その雰囲気を味わうだけでも十分泊まる価値はあると個人的には思います。

朝食もサービスでパンとコーヒーがついて、その時のおばちゃんとの会話もすごく楽しくていい思い出になりました。場所は元町地区で朝のお散歩で結構色んなところを見て回れる好立地です。

注:一度ホテルとしては閉館した後2020年現在はまた別の名前でホテルとして活用されているようです。

日本最古のコンクリート電柱

普通に使用されております。うっかりすると見落としてしまうかも、まぁ見落としてもいいものかもしれませんが、私にとっては14年ぶりの再会でしたので見落とすわけにはいかなかったのでした。

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街並み

散策した街並みたちを適当に、

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まずは、函館っぽい坂の景色

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続いては旧桟橋(東浜桟橋)

旧桟橋、訪れる人の少ない場所かもしれませんが、明治時代に使われていた桟橋で開拓当時はみなここに上陸したことから北海道第一歩の地の碑もすぐそばにあります。目立ったものは何もありませんが、こういう時代の足跡はなんか感慨深く見てしまいます。

注:当時は普通に桟橋先端まで行けたのですが(実際そこで写ってる写真もあり)その後老朽化のため立ち入り禁止、そして今は周辺の岸壁改良工事のため撤去されてるとのこと、2022年4月にはまた設置されるようです。

続いては建物たちを色々と

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北海道庁函館支所庁舎と旧開拓使函館支所書庫

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遺愛幼稚園とハリストス正教会

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函館中華会館と旧函館区公会堂

前年(2006)に訪れた小樽と比べると色んな様式の建物が混在してる感じの街並みでした。ゆっくり歩いて散策することをお勧めします。

市電

市電です、乗車せずに外からの観光のみでした。

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3ヶ所ある終点のうちのひとつ谷地頭にて市電がやってくるのを待ち構えておりました。乗り物というだけでわくわくしてきてしまうのはどうしてなのでしょうか?

立待岬

谷地頭からさらに奥へ進み立待岬へ向います。

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荒々しい断崖絶壁が印象的な岬ですが実はこの景色自然の力だけで作られたものでは無いらしい、良質の岩石が取れる場所なので人の手がだいぶ入っていて、五稜郭の石垣もここから切り出した石でできているとのこと、近くで観光タクシーの運ちゃんがお客さんに説明しておりました。ただでウンチクが聞けてラッキーでした。見ての通りいまいちな天気で本州方向には何も見えませんでした。

摩周丸

函館市内観光の〆は摩周丸です。

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昭和40年から青函航路の最後昭和63年まで実際に青函航路に従事した連絡船摩周丸が青函航路の記念館として使われております。
中には青函航路に関する資料や旧国鉄時代の鉄道関連の資料などが多数展示され童心に返って楽しめる素敵な空間でした。
それにしても乗り物というだけでワク・・・(以下省略)

こんな感じで3日目の午後から4日目の昼まで、宿泊込みでちょうどまるまる1日、24時間かけて函館市内観光を楽しみました。

函館市内観光編はここまで

前編・中編・函館市内観光編・後編の無理やり4部構成でお届けしております、2007年道南夫婦二人旅。

いよいよ完結となる後編は、4日目の後半から5日目、函館から白神岬をまわって上ノ国へと続いていきます。続きもこうご期待。

後編はこちら

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ちなみに管理人の他の北海道旅行の記録にご興味のある奇特な方は下記目次のページをご覧ください。

hokkaido-syndrome.hatenablog.jp

今週のお題「遠くへ行きたい」

基本的にはこのブログのコンセプトがまんまお題にそってそうなので、とりあえず今日の記事でお題にのっかってみました。